二人展終了致しました!

あっという間の5日間でした。
旧知の方から初めてお会いする方も
橋を渡って駆けつけて下さった方々も
時間を作ってわざわざお越し下さった方も
ジムのついでに看板を見て来られた方も
友人知人のブログやFacebookをご覧になって来られた方も
どしゃ降りの雨の中来られた方も
カンカン照りの中、汗を拭きながらお越しくださった方も
楚々として涼しげにお着物でご来場くださった方も
二度三度と足を運んで下さった方も
バーゲンや夜市のついでに来られた方も
様々な状況でそれぞれの想いを持って会場までわざわざお越しいただき
お話戴いたことは喜びであり感謝でもありました。
ありがとうございました。

10年ぶりの二人展を開催し無事に終える事が出来たのは
皆様のおかげだと改めて感じています。
会場入口に掲げたごあいさつ文を紹介して
お礼に代えさせて頂きます。




わたしたちが縁あって砥部町に工房を構えたのが2001年。
独立して「うつわ」と向かい合う日々は
それまでの勉強の毎日よりもはるかに大変なものでした。
わたしたちの「うつわ」がどんなものでどこから生まれてくるのか
試行錯誤の日々に「うつわ」は「苦行」であると感じた時もありました。

そんな日々の中2003年に初めての二人展を開きました。
お互いの作品が全く別の方向に向かっていること
そしてそれでも良いんだということ。
初めての二人展はそんなことを確認した最初の機会でした。

それから10年
今、わたしたちが向き合っている「うつわ」は
私達の生活の中から生まれています。

「うつわ」を生み出すということは
毎日の食事と食卓で交わす会話を大切にすることであると10年経って思います。
この展示会はわたしたちの「うつわ」がわたしたちの生活の中から
生まれたものであることを形にしたものです。

うつわがいつでも楽しい食卓の上に
そして幸せな暮らしとともにありますように。

杉浦史典 杉浦綾